よく満月が十五夜と思われがちなのですが若干の違いはあるようですよ。(⌒▽⌒;)
今年の「中秋の名月」は9月8日です。中秋の名月とは、太陰太陽暦(注)で8月15日の夜の月のことをいいます。
農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から
伝わったと言われています。
今年は、中秋の名月が9月8日、満月が9月9日と、中秋の名月と満月の日が1日ずれています。中秋の名月は、
新月を含む日から数えて15日目、満月は、地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間と、それぞれの
決め方が違うために、このようなずれが生ずることがあります。
中秋の名月から1カ月弱あとの、太陰太陽暦で9月13日の夜を「十三夜」と呼び、日本ではその夜にもお月見を
する習慣があります。このときの月は、「後(のち)の月」とか「豆名月」「栗名月」と呼ばれます。
今年の十三夜は10月6日です。
注:私たちが現在使っている暦(グレゴリオ暦)より前に使われていた暦。
月の満ち欠けを元に1カ月の日付が決められていた。
参照:国立天文台記事より
月が惑星やアンタレスに接近
日の入り後の南西の低空に火星と土星が見えています。火星の近くには、さそり座の1等星アンタレスも見えます。
27日から30日にかけては、上弦前の月が火星や土星・アンタレスの近くを通り過ぎていきます。
月は、28日に土星、29日、30日には火星とアンタレスに近づきます。月が、惑星や星座の星々に対して、日々
位置を変えていくようすを観察してみましょう。なお、28日の昼間には、沖縄の一部を除く日本全国で、土星が
月に隠される「土星食」が起こります。空が完全に暗くなる頃には高度が低くなってしまいますので、早めの
観察をおすすめします。
また、火星は星々の間を東に向かって移動していて、28日頃アンタレスに接近します。その前後の何日間かは、
双眼鏡の視野の中に火星とアンタレスが並ぶのを見ることができるでしょう。どちらも赤い火星とアンタレス、
その2つの星の赤さと明るさを比べてみてください。
参照:国立天文台記事より
今年も9月10月には天文のイベントが色々あるようです。
これを楽しみにしている方も多いことでしょうね♪(^_-)-☆